2007/11/14 (Wed) 【麻生】 今日の公二くんは落ち込んでます

舞佳「まあまあ、気にしなくていいって」

公二「………」

私「そうそう、言いたいことは言わせておけばいいのよ」

公二「………」

レイ「気にない方がいいですよ」

公二「………」

舞佳「じゃあ、せっかくだから猿のようにやりまくる？あたしと華澄とレイさんで」


ボカッ!


舞佳「いったぁ～い。ちょっと～かすみ～、ひどいじゃない」

私「光ちゃんと望ちゃんがいないところでできるわけないでしょ！」

レイ「それよりなんで私も混ざるんですか！」

舞佳「いいじゃない。あたしたちれっきとした棒姉妹なんだから。何をいまさら……」


ドカッ!バキッ!













あ、麻生です……

まったく……舞佳はいくら冗談だからって言い過ぎ！
しかし、そう言わないといけないぐらい公二くんはすごく落ち込んでます。

原因は昨日の発言。
まあ、かなり言ってたから文句は言われると思ったけど、反応早かったわねぇ。
でも、女性への反応はあれよりも早いってことかしら（汗汗汗

で、それはともかく、そこで公二くんが一番言われたくない事を言われてどん底に落ち込んでます。


「実績不足」


公二くんが一番気にしていること。
選手としてもU-15代表候補止まりだし、監督としても目立った成績は残していない。
あまりにその通りで文句が言えなくなるどころか、ものすごく落ち込んじゃった。


まあ、「代表は俺たちにまかせときゃいいんだ！」という風にも聞こえるから、しばらくは様子見ということになるんでしょうね……



基本的に公二くんは代表の戦術とかメンバーとかに文句を言うつもりはない。

ただ、「代表選手の選出」はみんなが納得できるようにすべし、という信念がある、それだけのこと。

「落とされる人は落とされる理由が納得できるから、次をがんばろうとなるし、代表もリスペクトできる。
　実力の差と言われて、それが納得できないというのならそれはよくあるし、こんどは認めさせる、ということで反骨心を期待できるけど……
　理不尽な方法で落とされたら、『なんであんなのが代表なの？』ってことになって、次に繋がらないし、代表をリスペクトする気なんて起こるわけがない。
　そうだろ？理不尽な落とされ方をされたら、逆にどうすれば復帰できるかなんてわからないだろ？
　僕は合宿で全部決めて欲しくないだけなんだよ……はあ、もういいよ。もう言わない」



公二くんは１日すねちゃってました。
練習もそこそこに済ませて家に帰っちゃった。

たしかに、公二くんは自分で肩肘張ってるけど、やっぱりまだ子供なのかもしれないわね。
納得できないところもあるけど、ここは我慢しないとね。


猿みたいにＨする気力もないみたいだし。
はぁ、帰ってきたら光ちゃん達は大変だぞ……
【麻生　華澄】