2006/07/29 (Sat) 【麻生】 必死だったな(欧州遠征22)

麻生です。

今日は最初から最後までベンチにいました。
キャプテンはＷＢＬの八重さんがやってました。
やっぱり八重さんはキャプテンとして頑張ってました。
私も見習わなければいけないところがたくさんありました。

外から見る試合というのもまた勉強になりました。

外から見るとある意味冷静に見られるんですよね。









これは公二君が言ってたこと。
「あれだけ攻め込まれ続きだったのに、段々と攻めができるようになってる。
　寄せ集めのチームでこれだけできるなんて正直思ってもいなかった。
　アントニオ監督ってやっぱりすごいよ。
　攻撃への意識の統一もできているし、試合中の選手の指示も的確。
　欧州に来て本当によかった。
　アントニオ監督のすべてが僕の教科書になってるよ」

確かに本当に攻撃への意思統一ができてる。
私が中にいるときは本当にできているのか、守備に気がいっててわからなかったけど、かなりできている。

それは私が中で状況をつかんでいなかった、ということ。
本当に恥ずかしくなってしまいました。



あとは伊集院さん。
今回が初めての先発。
実質初出場の試合で必死にプレーしてた。

先発が発表になったあと、伊集院さんが珍しく燃えてた。
「もう次はないと思って、最初から飛ばします。
　４５分もたなくてもいい。私の持っているすべてをぶつけたい。
　それができて、はじめて欧州遠征に参加した、と胸を張ることができる
　できればフル出場で、ゴールを決めたいですけどね」

本当に全力だった。
それで後半始まってすぐに交代しちゃったけど、
交代されて戻ってくる伊集院さんは本当に満足そうな顔をしてた。
「ＦＷとのしての仕事はほとんどできなかったけど、
　自分の全部をだせました。
　悔いはありません」

清々しかった。
私が交代してたときはこんな顔だったのだろうか？


私は本当に未熟ですね。


最後の試合。
出してくれるかどうかわかりません。
万が一出してくれるならば、悔いの残らないプレーをしたい。
本当にそう思ってます。
【麻生　華澄】