2006/07/29 (Sat) 【伊集院】 初先発(欧州遠征23)

伊集院です。

ようやく先発のチャンスが巡ってきました。
もうこれが最後の試合だと思って全力でプレーしました。

今回は交代枠が多いので、疲れたり、戦術変更ですぐに交代されてしまう。
だから、中途半端にやって、途中交代されたら悔いが残る。
だから、４５分で交代させられるつもりで、全力でプレーしました。

結局、後半は持たず、真っ先に交代されてしまいました。

交代直前になんとかシュートを１本打ちましたが、それだけ。
それでも与えられた任務はやりきったと思います。









普通、交代させられて、嬉しい人なんているわけありません。
だって「最後までもたない」「今回はもう必要ない」っていうことですから。

たとえ戦術上仕方のないことだとしても、やっぱり最後までプレーしたいものです。
だから、いい顔して戻ってこられるわけがありません。


でも、今日は違いました。
試合後、麻生キャプテンから言われました。
「伊集院さん、戻ってきた顔がとっても満足そうだった」

確かに、全力を出し切ったという充実感はありました。
最初から、途中交代でもいいと思って飛ばしましたから。



私の本当の力を知ることができました。
本当に満足です。
少なくとも私は胸を張って日本に帰れます。


とは言っても、最後の試合も当然出たいですね。
欧州遠征の総決算の試合。
これまでの起用、成果からみて試合に出してくれるかはわかりません。
もし出たら全力でプレーします！

（でも最後は佐野倉さんと後藤さんでしょうね……）
【伊集院　レイ】