これはTMFA主催のTMリーグに加盟している、架空の女子サッカークラブチーム「響野エンジェルス」のメンバーが書いたブログ……という設定のブログです。
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清川です。
試合が終わり、今はクラブハウスに戻っています。 試合後、目の前で公二がインタビューを受けているのを見たのですが、 かなり辛そうな顔をしています。 あたしは、試合にでなかったけど、ベンチで辛かったです。 2試合連続で惨敗。しかも前半でハットトリックを決められるおまけ付き。 たったひとりにやられてしまった。 そんな感じでした。 シュートは打ってるし、ファウルは少ないし、 試合直後に、マスコミが報じた評価点もそんなに悪くない。 公二のコメントはこんな感じでした。 「攻めは今のままでも問題ないと思います。 今回も点が取れたことは自信がつながると思います。 攻めてはいますがそれ以上に攻められているのが敗因だと思います。 サイドからの崩されが大きかったし、今日はCFを自由にさせすぎました。 今度の試合は守備の立て直しが最重要です。 日にちもないですが、フォーメーションの変更も考えてます。 次の試合もこんな結果だったら……僕も決断をしなくてはいけないと思ってます」 先に、試合の内容について詳しく書きます。 9分、10分の2点。 この試合はそれがすべてだと思います。 2点とも両サイドから崩されてのセンタリング、それを相手のCFがズドン。 2点とも鏡を見たような崩され方でした。 奇しくも今回の両サイドは藤沢さんと、相沢さん。今日が初先発。 新聞でも鍵と指摘された、両サイドをやられてしまいました。 それでも、そこからはなんとか守備を立て直してはいましたが、なかなか攻められません。 中央での向こうのボールキープの割合が多く、こちらの攻めの機会がつくれない。 スピードのある中盤に対処ができていないようでした。 そして前半終了間際のセットプレーからの失点。 これは絶好調の相手FWを褒めるしかないぐらい、見事なタイミングでした。 「前半終了間際の失点は後半に大きく響く。だから取られてはいけない」 と公二が常々言ってたことが起こってしまいました。 後半になってようやく攻めだしはじめました。 後半早々にセットプレーから点を決め、これから反撃だ!というところだったのですが、点が入りません。 前の5人がシュートを放ちますがなかなか枠にいきません。 守備は相手のCFを徹底マークするように言った公二の指示で、 シュートは打たれましたが枠にはいっていません。 後半の終盤でパットが足を痛めて急いで交代。 あのポジションは本来はあたしなんだけど、アップが早かった一文字さんが交代で入った。 彼女はフィジカルが強いからボランチでもやれるんだよね。 結局そのまま試合終了。 後半がまあまあ良かっただけに、前半の3失点が痛すぎました。 そして、試合直後のインタビュー。 公二がはっきりとではないが辞任を口に出しました。 このことにあたしも光もショックを受けてます。 公二を監督に引っ張りだした私達としては次の試合、絶対に負けられません! あたしと光は、恥をかかすために公二を監督にさせたわけではない! 公二にピッチで輝いて欲しかったから! それだけなんです。 次の試合、なんとしてでも勝たないと…… 今晩は眠れないかもしれません。 【清川 望】 PR Comment一覧 コメントフォーム |
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