2006/12/11 (Mon) 【九段下】 【代表合宿Ｂ２ １５】あ～あ

舞佳さんよん。

あ～あ、負けちゃったわねぇ。
まあ、２戦合計すればこっちの勝ちだし、それでよしとするか！

でも、アントニオさんったら嫌らしいわねぇ。
なんか、「前の２試合は幻、これだけが現実だ」とかなんとか言ってたらしいわよ！
（人のつてだから、事実かはわかりませんけどねぇ、ってことで　by中の人）









今日はBucchiiさんが指揮。
公二くんはベンチで控え選手への指導。
でも、なんかすっかり元気がない。

そういえば、なんか余計な気遣いしちゃって、運転手さんに怒られたとかなんとか。
悪いときはなんでも空回りするのよねぇ。


それでも、寒い中必死に体を動かして、選手達を暖めていた。


しかし、今日のＡ代表は必死だったわね。
今日負けたら終わりだからね、さすがに最初からとばしまくってた。

もうあたりも激しいし、とにかく必死だというのが見てわかった。
まぁ、そういうのを最初からやれば？というのはひがみですかねぇ？



ええ、Ｂ代表も必死だったわよ。
この試合を勝つことに最大の意味があるって、わかってるからね。

でも、この前のインタビューで公二くんが言った通り。
「１００％の技術と１２０％の気迫を出されたら苦しい」って、まさしくそうなっちゃったわね。
テクニカルエリアのBucchiiさんも不機嫌な表情。

それでも、こっちも最後まで諦めていなかったわ。
清水さんが必死に飛び込んで、１点返した。
彼女すごいわねぇ、もう時間がないのにボールを奪って、センターサークルまで運んでいったわよ！



もう、みんな代表とかそんなこと考えてなかったんじゃない？



目の前の試合に勝つってことに全能力を集中させていた感じ。
だから、点差は点差だったけど、いい試合だったと思うわよん。



でも、これでみんな、燃え尽きちゃって、本番の代表のほうが心配なんだけどねぇ……
公二くんがずっと前から恐れていることだけどね……



さて、これで、あたし達の仕事はおしまい！

代表？そんなのごめんよ！

最初からキング様より年上を残す気ないのに選んだくせに。
あの監督さんが土下座して頼んだってお断り！

あたしと華澄はＢ代表をたくさん最後まで残すのがお仕事。
まぁ、その目的はかなり達成できそうね。


さて、華澄は？
あれ？華澄はどこ？……ええっ！向こうの控え室！
やばい！急いでいかなきゃ！

【九段下　舞佳】