2006/06/23 (Fri) 【主人】 総括です

主人です。

今日もテレビ観戦しましたが、今回は１人。
光は「今回は絶対に勝てないからいい……」と言って、今も隣のベッドで寝ています。

確かに光の言うとおりでした。

素晴らしい先制点をあげてから、１０分たらず。
今の日本ではそれが精一杯だったのでしょうね。









攻めても、攻めきれない。
守っても、守りきれない。
３試合全部、これにつきます。

今まで、劣勢の劣勢を、最後の最後に跳ね返す試合ばかりしてきたツケが最後の最後にはき出されのでしょう。

攻めまくるサッカーをしてこなかった。
守りきるサッカーをしてこなかった。

ジーコは「練習でやらないことは、試合ではやらない」と常々言ってました。
それを借りると「他の試合でやってないことは、Ｗ杯でできない」ということなのでしょう。

この４年間。
精神力とか、プロ意識とか、チームで勝つ意識とか、最後まで諦めない気持ちとか。
主に個人個人精神面での成長は著しかったと思います。
ただ、チームの戦術面でいうと……というのがおおかたの感想だと思います。

たぶん、日本中で戦術面に長けた次期監督を熱望することは間違いありません。
難しいですね。
ちょうど４年前、戦術面に長けた監督でＷ杯に挑んで、それが大いに批判を受けていたのは何だったのでしょうか。

南米型、欧州型。
僕はどっちでもいいと思います。

日本人はいろいろなものを吸収し、自分でアレンジする能力に長けた民族だと思います。
どちらの良いところを吸収していけば日本流のサッカーもできてくると思います。
ただ、それには相当の時間がかかるでしょうね。



さて、４年後です
たぶん、フランス大会の予選以上に厳しい戦いになることは確実でしょう。

中国の台頭、オーストラリアのＡＦＣ加盟、中東、韓国……
相手は強くなっているが、日本の戦力は下降気味。
世代交代がどれだけ確実にできるか。
どれだけ世界的に活躍できる選手が生まれるか。
いままでみたいに簡単にはいきません。

たぶん、１年後あたりの北京五輪予選はたぶん危ない。
たぶん、２年後のアジア杯の３連覇なんて絶対無理。

最初から３年後のＷ杯予選を考えた育成プランを立てないと突破は厳しいでしょう。

協会はどれだけ危機意識があるか？
僕は大会後の動きをじっくりチェックしたいと思います。


さて、これからアウェーのＳＳＳ戦なので、遠征になります。
選手達は今回の鬱憤を試合で発散してくれることを願います。
【主人　公二】