2006/06/25 (Sun) 【陽ノ下】 はぁ～

陽ノ下です。

試合後なので完全オフ。
今朝早く新幹線（飛行機なんてお金ないですから）で戻って、
一日家で、公二とゆっくりと休養です。

夕方、クラブからＦＡＸが届いて公二が見ていたのですが、
かなりがっくりしていたみたいです。

後で見せてもらったら、それは来月の欧州遠征の代表候補のリスト。


うちのチーム、一番少なかった……









２６人で候補は伊集院さんと華澄お姉ちゃんの２人。
ただ、華澄お姉ちゃんは補欠みたいな選出だから、実質たった１人。

他のチームは３人以上も選出されてるのに……

「確かにうちの選手の評価は悪いもんなぁ」って公二もつぶやいてた。
雑誌での評価をみると、標準の６点を越えた人なんて伊集院さんぐらい。
他のチームでは６点を超えた人がたくさんいるのに。

たしかに２勝しかしてないのに良い評価なんかくれないよね。

「はぁ……せっかくのチャンスなのにこれでつぶされたら俺の責任だよなぁ」

公二はできるだけたくさん選手団に連れてあげたいかんじだね。
だからこの選出は結構こたえてるみたい。



「それにいきなり推薦してくれっていわれてもなぁ」

えっ？推薦？

「アントニオ監督から３名ほど推薦してくれだってさ」

届いた二枚目のＦＡＸを見ると参考として選手を推薦して欲しいとのこと。

「俺としてはみんなを連れて行きたいのに、３人って選べないよ……」

私は公二の顔をじぃ～～～っと見つめてみる。

「光はダメ。身内贔屓になる。望もだめだな」

ええっ～～～！

「わかるだろ！俺も一番に連れて行きたいけど、贔屓になるからダメだって」

ぶぅ～～！
まっ、わかるけどね。
ところで、誰推薦するのかなぁ？

「推薦やめようと思う」

ええっ！

「ウチのチームのストロングポイントとかの選手を推薦すればいいけど、
　そんなポイントはない。
　あえていえば、チームワークだからね。
　伊集院さんはすでに選出済みだし、他でがんばってる選手と言われても…
　突出した人っている？」

う～ん、確かにいないよねぇ。

「そんなところで特定の選手は選べないよ。
　下手に選んでチームワークを乱したら何のための遠征かわからないよ」

納得。

「みんなには申し訳ないけど、推薦なしにする。
　残り２試合をがんばって、アントニオ監督の目にとめてもらうのが一番だと思う。」

やっぱり試合でがんばるのが正しいアピール方法だよね。
どうやら次はスタメンで使ってくれるみたいなのでがんばります♪
【陽ノ下　光】