2006/07/10 (Mon) 【倶楽部【記者会見】】 会見記録１(監督)

今日クラブハウスで行われました、
主人監督の記者会見を転載いたします。

当日はたくさんの記者があつまりました。
予想以上の集まりに、会場をロビーから会議室に変更しての開催となりました。









－「恥ずかしながら、2ndステージも指揮を執らせて頂くことになりました。
　　1stステージは皆様のご期待に添えなく大変責任を感じてます。
　　2ndステージでは皆様の前で堂々と出来る結果を残したいと思います」


「総括の前に、試合の後で聞けなかったＥＷＩ戦の感想を聞かせてください」
－「あの日はすみませんでした。
　　あまりにひどい内容にショックで何も考えられませんでした。
　　あの日は試合後のミーティングも行わずに解散させ、
　　僕は自宅でじっくりと考えました」

「その結論は？」
－「攻撃と守備、両方をバランスよくプレーできなかったのが敗因です。
　　攻撃をすると守備が弱くなり、点を取る前に大量失点される。
　　かといって守備に集中すると攻撃が弱くなって点が取れない。
　　これでは勝てません。
　　チームのみんなは統一の意思を持ってプレーしてますが、
　　一つに集中しすぎるところがあります。
　　あの試合はまさにそうでしたね」

「それはステージ全体でも言えませんか？」
－「はい。
　　最終節で最下位に落ちたのですが、トータルでも内容は一番悪かったんじゃないですか？
　　２勝してるけど、ＳＣＭさんとこしか勝ってないし、
　　２位のＲＭＳに２分してるけど、サブだったり、下り調子だったりだし。
　　勝った試合しか２点以上とってない。
　　大負けが３試合もある。
　　１４試合もあるのに５試合しか点が取れてない。
　　ホント、悪いところしかでてきませんよ。」

「その原因は？」
－「攻撃の形が作れない。
　　これに限ると思います。
　　攻めきれないから、点を取られても追いつけない。
　　力を入れても逆に守備が弱くなりもっと点差が広がる。
　　これがＫＦＣの攻撃！というのがなかったのが
　　最下位になった最大の理由だと思います」

「そうなると。次のステージは攻撃の確立が急務、ということですね？」
－「新聞等では守備についての指摘が多かったのですが、
　　僕は攻撃が大事だと思います。
　　いい攻撃はいい守備を連れてくると思います。
　　リズムよく攻めることで、守備にもリズムが出てくる。
　　相乗効果でどちらも良くなると思います。
　　守りきるのは並大抵のことではありませんからね」

「1stステージではそれができなかったのですが、何か方策は？」
－「開幕時の４－３－３に戻そうと思います。
　　ＣＦの伊集院さんを活かそうと手前に持ってきたら、
　　逆に動きが悪くなってしまった。
　　彼女をゴール前に張らせようかと思います。
　　守備はサイドの守備を徹底させることを考えてます」

「2ndステージの目標は？」
－「大きなことは言えませんよ。
　　まずは２点以上取れるチームを作ること！
　　それができないと、優勝とか上位とか言えません」

「他のチームからは新戦力の話がでてますが」
－「選手を入れ替えることはまったく考えてません。
　　僕にとっては２３人全員が主力選手です。
　　ちょっとの事で切り捨てられる人たちではありません。
　　ちなみに、コンバートも考えてません。
　　今から変えるとせっかくの経験が死んじゃいますからね」

「最後に一言」
－「僕は負けても選手が満足できるようなサッカーをしてもらいたい。
　　やることはやりきった。そう思える采配をしたい。
　　それを第一に考えて行きたいと思います」

【倶楽部スタッフ】