2006/09/18 (Mon) 【陽ノ下】 恥ずかしい話ですが…

こんな場所で書きたくないのですが、
どうせ詩織ちゃんの会で全部話すことになるので書きます。

昨日の昼なんですが、
家に帰ったら、公二と一緒にすぐに街に連れて行かれました。
そこで望ちゃんと合流。

公二は何も言わずに、シティホテルに私たちを連れ込みました。



負けたあとは一切私たちに手を出さなかったのに……
まさかとは思いましたが……そのまさかでした。









ホテルに連れ込むやいなや。

「お願いがある……気持ちが収まらない……
　頼むから、１日、俺の言うことを聞いてくれないか……」

公二の目はもう猛獣です。
公二の頼みはすぐにわかります。

何も言わずに私と望ちゃんは全てを公二に預けました……














もう凄かった……

ほぼ２４時間、私と望ちゃんは交互に公二の気持ちを体で受け止めてました。

もう体力の限界でした。
ベッドで死にそうになったのは初めてです。

いや、「このまま私をベッドで殺して！」と本気で思うぐらいでした。

望ちゃんも同じ気持ちだったみたいです。




公二はこの前の事件や３連敗で、相当精神的に参っているのだと思います。
もう爆発寸前まで追い込まれてしまったと思います。

だから、私たちに気持ちをぶつけるしかなかったのだと思います。

それがわかってるから、私も望も懸命に公二を受け入れてたんです。

それが妻である私と、愛人でもある望ちゃんの役目だと思うからです。
頭で理解してる訳じゃないけど、体が反応するんです。







終わった後、公二は「ありがとう」と言ってくれました。
ああ、気持ちが晴れたんだな、って直感しました。
私と望ちゃんが頑張った甲斐があったというものです。

そのあと、望ちゃんが言ってくれました。
「公二……
　辛いことがあったら、あたしを使ってよ。
　１人で抱え込んでないでさ、辛いことは一緒に抱えてあげるからさ。
　あたしはどんなことをされても平気だから。
　公二にはいつも元気でいて欲しいから……」

私も同じことを言いました。
公二は「ありがとう……本当にありがとう……」
私たち２人を抱きしめながら泣いてました。

公二は本当に辛かったと思います、
でももうそんなことはないはずです。

公二、もう１人で悩みを抱えないで。
私たちがいるんだからさ。
一緒に頑張ろう、ね？
【陽ノ下　光】