2006/11/15 (Wed) 【伊集院】 【代表合宿Ａ ２】忘れてた！

伊集院です。

再びの代表合宿。
光さんもそうみたいでしたけど、
私もあのころの感覚を思い出しているところです。

でも、黒詩織さんはおかんむり。
「なによこの練習！納得いかないわ！」

そういえば、大事なことを詩織さんに言うのを忘れていました。









いまからでも遅くないので言うことにしましょう。

「詩織さん」

「なによ、レイさん」

「大事なことを言い忘れてたわ」

「大事なこと？」

「ええ。代表での練習って、理不尽な練習ばかりよ」

「うそ？」

「そうよ。もう理不尽だらけ。
　主人さん以外はみんな、そういう練習が大好きな人ばかり。
　夏の合宿でもそうだったわ。
　だから、練習の一つ一つに腹を立てていたら、やってられないわよ」

「そんなに酷いの？」

「まあ、皆さんが言うには『ちゃんとやればいいだけの話』だって。
　ただ、それは世界レベルのプレーができれば、っていう話。
　私たちのレベルでは理不尽な目にあうだけなの。
　そこは我慢しないと……ねっ？」

「………」

「高見さんも言ってたでしょ？
　『我慢しろ。いいか？２回に１回は我慢しろ。わかったな』って」

「………」

「泣くのは家に帰ってから、高見さんの胸で泣けばすむ話なんだから」

「わかった……」


詩織さんも渋々納得してくれたみたいです。

まぁ、それでも白詩織さんに挑発を繰り返すのは変わらないでしょうけどね（笑）

さて、明日からも練習が大変そうなので、これで失礼します。
【伊集院　レイ】