2006/11/15 (Wed) 【陽ノ下】 バカ！

陽ノ下です……

たった、今記者会見が終わったのですが……

公二のバカ！
代表から追い出されたらどうするつもりだったのよ！

みんな後ろでハラハラしながら聞いてたんだよ！
もう終わった後は、みんな倒れそうになったんだから！









文句を言ってもしょうがありません。
公二の信念で決めたことだから従います。

夜中なのですが、合宿前最後のスタッフ会議。

今後の事を考えていろいろ決めました。

まず、Ａ代表はなにも考えず普通に合宿に取り組むことに。

早乙女さんと夕子ちゃんはクラブの広報ということで、Ａ代表を視察し、メールで公二に報告する体制に。
内容は練習内容とかではなく、チームでおかしな動きをしたときに報告するだけ。
もしかしたら、鉄のカーテンの解除のため、紐緒さんを同行させるかもしれないと夕子ちゃん。


少なくとも、私がやるとなにかと都合が悪いので、私からは公二に連絡はしません。



そして、Ｂ代表。
両キャプテンがいるので、いろいろと裏作業ができる体制ではある。
私たちＡ代表が下手に聞いて、うっかり漏れるとまずいので、こそこそ話。

「そういうわけで、思い切ってやりましょう」
「……いいわよ。どうせパサーの私が残るわけがないんだから、
　好きなようにさせてもらうわ」
「……あたしも。どうせかませ犬程度の選定みたいだし、
　思いっきり監督にかみついて痛い目に遭わせてやるわよん」

なにか、チーム戦術の策を考えているみたいです。
……何かは聞かない方がいいね。



なにか波乱含み、いや、波乱以外起きない合宿が明日から始まります。
……どうなるやら（汗



Ｐ．Ｓ．
「あたし達にこんなお願い事をするとなるとお礼が必要よん♪」←舞佳さん
「そうねぇ……私たち『ご無沙汰』なのよ……」←華澄お姉ちゃん。

えっ？

「この前の裏ビデオ見たけど、まだまだ技術不足よねぇ…」←舞佳さん
「私達がオトナのテクニックを教えてあげようと思うんだけど」←華澄お姉ちゃん

ちょ、ちょっとどういうこと？

「アタシとしては１年頑張った『ご褒美』をあげたいのよん♪」←舞佳さん
「そうねぇ……疲れた体を癒してあげたいのよねぇ……」←華澄お姉ちゃん

ま、まさか……

「いいじゃない。後で奥さんに還元されるんだからん♪」←舞佳さん
「そうよ。今まで以上に天国に行けるわよ……いいわね、光？」←華澄お姉ちゃん。

ううっ……


結局、押し切られました。
合宿後、丸々１日、華澄お姉ちゃんと舞佳さんに公二が「浮気」することで交渉が成立しました。
公二にオトナのテクニックを教える代わりに、そのテクニックを使って、たっぷり満足させるということで……
ううっ……「オトナのテクニックの還元」の誘惑に勝てなかった……

結果的に浮気をすることなる公二も渋々納得しました。

ごめん、公二。
今回だけは許すから、確実に学んであたし達に還元するのよ！
【陽ノ下　光】