2006/11/14 (Tue) 【高見】 姉さん事件です

あっ、俺一人っ子だ……すみません

高見です。
合宿に向けての最終打ち合わせと記者会見のために、クラブハウスに来てます。

実はお昼にここで、神谷さんと打ち合わせを詩織と一緒にしていたのですが……


やられました









「ちょっと！それまずくない？」←夕子さん
「相棒。いくらなんでも軽率だぜ」←好雄
「一応ＳＣＭでしょ？チクられたらどうするのよ！」←麻生さん

実は監督が今回の代表に不満があること……しゃべってしまいました。

詩織もさすがに弁解してます。

「そんなこと言っても神谷さん、話がうまいのよ！
　『ねぇねぇ、何か困ったことない？
　　ちょっと顔にでてるよ？菜由ちゃんはお見通しなんだから♪
　　あたしができればなぁ～んでも相談にのるよ♪』
　って言われたから公人がつい……」

「詩織こそなんだよ！
　神谷さんにおだてられて、
　『公人が相手なら全裸での絡みもＯＫ！』って言っちゃったのは！」

「そ、それは……」

あっ、みんなから白い目で見られてる（汗
詩織も俺も冷や汗たらたらで小さくなる。

「でもあの神谷さんはすごいよ……やっぱり代理人向きだよ。
　キャッチセールスとかガゼッタでも頂点を極められると思うけど……
　彼女が健全な仕事を選んでよかったと思う……」

「ほんと、猫みたいな人なのよ……
　たしかに猫耳と猫の尻尾、それも黒が似合う人よ？
　みんなだって、彼女に勝てないわよ」

とまあ俺と詩織が弁解しても白い目は変わらず。
もう謝るしかありませんでした（汗




さらには今やってる監督の記者会見がかなり問題。
（別室で会場の様子を７０型テレビで見ています）

「あれ、とらえ方によっては監督批判だよねぇ」←九段下さん
「そうですね。ただ、代表への批判はしていないのですが、
　そこはねつ造して煽動することは可能ですね」←レイさん
「抑えられなかったの？」←清川さん

みんなの視線が一気に光さんに集まります。

光さんは気まずそうに答えました。

「ごめん……止められなかった。

　『所詮第２コーチだからサッカーの戦術には文句言えない。
　　言うつもりもない。
　　ただ、今回のプロセスは今でも納得いかない。
　　もしかしたら、止まらないかもしれない。
　　そうなったら……ごめん』だって。

　代表から降ろされるつもりでぶちまけるかもしれない…どうしよう…」


みんな顔が真っ青。


「変な質問が来たらどうしよう……
　ねぇ、事前にだれか止められない？」


神谷さんみたいな人はこのクラブにはいません。
考えようとするときに、呼び出しの声が。

もう不安です。
とんでもないことにならなければいいのですが……
【高見　公人】