2007/05/20 (Sun) 【九段下】 はぁ、よわっちゃったわね

九段下よん。

はぁ、開幕戦はスコアレスドロー。
中盤の攻防が一進一退で、それが最後までいっちゃったかんじ。


試合での数字も相手とほとんど変わらないし。
なんか相手に会わせちゃった感じねぇ。


それはそうと。公二くんがキレかけ。
そりゃあねぇ、開始早々また光ちゃんが怪我させられたらそうなるわよ。


もう記者会見も拒否して早々とロッカールームに入っちゃったのよ。









しょうがないから、華澄が対応したわよ。

以下、それを書いておくわね。

－あれ？主人監督は？
「それが、すぐにロッカールームに入って取材を受ける気がないみたい」

－それはやはり開始早々の……
「そうだと思うわ。
　サッカーで怪我は付きもの、というのは監督も言ってるし、わかってると思うの。
　でもねぇ……カップ戦の初戦もそうだったでしょ？
　あれで苦労したのに、リーグ戦でもいきなりでしょ？
　怒るわよ。
　怒ってもどうしようもないけど……わかるでしょ？」

－わかりますが……でもその後の対応は冷静でしたよね。
「まあ、前に起こってるからね。
　中盤を誰にするかで迷ったみたいだけど、結局詩織さんにしたわ。
　でも彼女は『左右に動き回る中盤』ってタイプじゃないから、大変だったみたい」

－でも、落ち着いて試合に入れましたよね
「赤井さんががんばってくれましたからね。
　積極的にシュートを打ってくれて、攻撃がそれなりになりましたね。
　でも中盤がやっぱり優位に立てなかったのが……」

ー負けなかったけど、勝てなかった要因ってことですか？
「そうね。
　やっぱりポールポゼッションを優位に保って攻めるサッカーですからね。
　それが出来なかったのが一番の課題かもしれませんね」

ー次は主人さんがいませんが、どうしますか？
「監督が考えると思うわ。
　光中心のチーム構成で進めているけど、反対に光がいない場合も考えているから。
　どうも怪我がちょっと重そうだから、なんとか乗り切らないとね……」



華澄も言葉を選んで慎重に話してたわ。
記者の人たちも気まずそうにインタビューしてたしね。


さて、選手達のコメントも載せておきますか。

突然の出番となった赤井さん

－突然のことで戸惑いませんでしたか？
「あったりめぇだろ！
　あんなこと普通ありえねぇよ！
　……まあ、あいつがああなったからな、
　なんとか、ゴールで仕返ししたかったんだけど……悔しいな……」


いきなり中盤に回った詩織ちゃん

－中盤でうまくいきましたか？
「そうねぇ……やっぱり自分とタイプが違うから……
　勝ちたかったけど仕方ないわね。
　やっぱり中盤でね……もうあれこれ考えてもしょうがないわ！
　次よ次！
　次こそ絶対に勝つわよ！」


ＰＯＭの望ちゃん

ー無失点に抑えましたね

「ああ、それはそれなんだけど……
　なんか納得いかないな……
　こんな状況で負けなくてよかったなんで、うちのチームはだれも言わないよ。
　やっぱり勝たないと……」



やっぱり光ちゃんが怪我しちゃったから、
みんな発言が慎重で暗くなっちゃってるわね……

まあ、明日はオフだから、気持ちを入れ替えて来週の試合に臨むことにしましょう。
はぁ、昨日はお寿司で、今日は怪我……踏んだり蹴ったりだわ、まったく
【九段下　舞佳】