2006/07/10 (Mon) 【倶楽部【記者会見】】 会見記録２（欧州遠征）

続いて欧州遠征についての記者会見が行われました。

主人監督はテーブルの端に移動し、３人分の椅子が用意されました。

そして記者達の大拍手の中、
麻生キャプテン、伊集院さん、陽ノ下さんの順番で入って来ました。

その順番で席に座り、主人監督は陽ノ下さんの隣に座りました。









「メンバー選出おめでとうございます。皆さんの意気込みをお聞かせください」

麻生「メンバーに選ばれて大変光栄に思います。
　　　リーグ戦は散々な成績でキャプテンとして責任を感じていたときに、
　　　このような話をいただけるなんて思いもよりませんでした。
　　　試合に出られるかわかりませんが、
　　　出たときには恥ずかしくないプレーをしたいと思います。
　　　ヨーロッパでは細かいことでもなんでも吸収し、
　　　チームに伝えていきたいと思います。
　　　私だけでなく、レイさん、光ちゃん共々応援よろしくお願いします」

伊集院「メンバーに選ばれ、大変嬉しく思います。
　　　　ただ、これは私の力だけで勝ち取ったとは思っていません。
　　　　ＦＷは１人で切り開かなくてはいけないポジションですが、
　　　　同時に周りのサポートがないと何もできないポジションです。
　　　　そう考えたとき、これは中盤や守備の人たちの
　　　　みんなで勝ち取った代表の座だと思ってます。
　　　　佐野倉さん、後藤さんという素晴らしいＦＷがいらっしゃるので、
　　　　試合に出るのは難しいと思いますが、
　　　　出たときにはチームのみんなの気持ちを背負って
　　　　プレーしたいと思います」

陽ノ下「今でも信じられないです。
　　　　本当に私が選ばれていいのかなって……
　　　　チームはともかく、アントニオ監督にも迷惑を掛けちゃって、
　　　　ああ、もう選ばれないな、って思ってましたから。
　　　　でも、選ばれたのは素直に嬉しく思ってます。
　　　　私は足しか取り柄がないから、それで勝負できればと思います。
　　　　一つしか取り柄のない私でもこれだけがんばれるんだ！
　　　　ってところを見せればいいな、と思います。
　　　　チームのために出来るだけの事をやりたいと思います。
　　　　そしていろんな事を吸収したいと思います」

「サポートリーダーの主人監督も意気込みを聞かせてください」
公二「ヨーロッパで一からサッカーを勉強しなおしたいと思います。
　　　アントニオ監督というすばらしい方の全部を盗みたいと思います。
　　　あとはサポートという仕事を通じて、
　　　選手がどうやれば１２０％の力を発揮できるかのか、
　　　選手を守るためにはどうするのか。
　　　他のチームのプロフェッショナルな方が来てくださると聞きました。
　　　心構えから色々吸収したいと思います。
　　　あっ、もちろん選手の万全のサポートが一番ですけどね」

「個別に質問させてください。
　まずは麻生キャプテン。チームメイトから何か言われましたか？」

麻生「選手発表直後に舞佳からおみやげを頼まれました（爆笑）
　　　あとは相手選手の写真を撮ってきてくれとか。
　　　もちろんがんばってって言われますけど」

「伊集院さん。両親から何か言われましたか？」

伊集院「はい……
　　　　自家用ジェットで応援に行く！と言ってました。
　　　　恥ずかしいからやめて欲しいと頼んでいるところです。
　　　　お父様が恥も外聞もなく相手選手にサインをねだらないか……
　　　　それだけが心配です（爆笑）」

「陽ノ下さん。東○ポの記事だと家族同伴で、部屋も主人監督と一緒になるとか」

陽ノ下「ええっ！それは聞いてないですよ！
　　　　子供も家に預けますし！
　　　　そもそも家族でゆっくりする時間なんてないです！」

公二「さ、さすがにそれはないでしょう。
　　　監督から言われても断ります。
　　　だって、せっかくの機会じゃないですか。
　　　他のチームの選手と交流を深めるのが一番だと思います。
　　　それに僕は夜遅くまで仕事があるはずですから」

主人監督と陽ノ下さんが何か焦っており、
記者もなにかざわざわし始めたところで、この会見は次に入りました。

【倶楽部スタッフ】