2007/04/14 (Sat) 【陽ノ下】 うん、やっぱり公二に聞いてみよう

陽ノ下です。

はっきりいいます。
レイさんはひどい人です。


親切とか言っておきながら、実は私を陥れようとしてたんです。


寸前のところでなんとかとどまったのですが……


危うくコスプレに目覚めるところだったじゃない！











ああ、看護婦の衣装って燃えるねぇ……自分でも情けないです……


おかげさまで無事に退院できました。
怪我の方はたいしたことはないのですが、やはり時間が掛かるようです。

しかし、それでも心身共にリフレッシュした感じがします。

これから懸命にリハビリをして、元に戻そうとがんばります。



さて、私がいない間にずいぶんといろいろあったみたいだね。


シミュレーションとかなんとかでＳＴＬが暴言はきまくりだとかで……
うちらの恐怖のＤＦ陣は殴り込みとか言ってたけど……


これってどういう事なんだろう？
やっぱり公二に感想を聞いてみないとね……
そういうわけで、ベッドの中で聞いてみた。



「う～ん……馬鹿じゃないの？って感じだな」



うわぁ～、公二もすごい暴言じゃない？


「マリーシアって言葉があるぐらいサッカーでは常套手段だ。
　別に悪いことではない。
　まあ、最近はひどいシミュレーションにはカードがでるようになったけど、
　それでも、バレないようにするのも一流の証だ」


たしかに、そうだよねぇ。
転ばないで突き進むのが理想だけど、ここぞにファウルを取れるようでないと、
だめだからねぇ。


「それを考えたときに、ＴＬＳのアレはどうだ？
　ＴＶで見たけど、俺から見れば、そんなにうまい演技には見えなかった。

　あのファウルは向こうのプロフェッショナルファウルと見るのが妥当だ。
　あそこを抜けられたら大ピンチだったからね」


へぇ～、そういうものなんだ…


「問題はそこから。
　シミュレーションなんて、こっそりとやって、あとでチーム内でニヤリと笑えばいいんだ。
　マスコミの前で堂々と自慢するものではない」


たしかにねぇ。自慢できる手法じゃないよねぇ。


「たいした演技でもないのに、勝ったことを鼻に掛けて、
　他のチームを幼稚だとか弱すぎるとか、あそこまで罵倒する権利はＴＳＬにはまったくない」


そうだよね。たぶんみんなそこを怒ってるんだと思うよ。


「あの試合はＷＢＬがＴＳＬをなめになめきった１バックなんて布陣を取ったから、
　ああいう結果になっただけだ。
　ＴＳＬが馬鹿にできるのはあの布陣に対してだけだな。
　次はたぶん、まともな布陣でＷＢＬが勝つと思うよ、大敗で焦ったりしなければね。」


夕子ちゃんも言ってた。
「あれじゃあ、誰がやっても勝てないわよ」だって。


「話を戻すね。
　もう審判団からかなりマークされると思うよ。
　だから、本当に転んでもシミュレーションでカードがでもおかしくない。
　それは向こうの自業自得だ」


確かに。レイさんからの情報だと、あそこまで話題になると審判団もいろいろ話をしているみたい。


「あのファウルの質もわかってなくて、
　そもそもシミュレーションだけで当然と言いたげな偉そうな態度を取り、
　自分たちの実力をわからずに罵倒し続ける。

　とにかくＴＳＬはしゃべりすぎた。

　はやく実力で勝たないと。
　「ああいう汚い手でしか勝てない、超弱小チーム」
　とのレッテルを貼られて、それでシーズンが終わっちゃうよ」


そうだよね。
これで負けたら、こっちが馬鹿みたいだからね。

とはいえ、大事なのは次の試合。

あの変態女に絶対に負けない！
【陽ノ下　光】