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これはTMFA主催のTMリーグに加盟している、架空の女子サッカークラブチーム「響野エンジェルス」のメンバーが書いたブログ……という設定のブログです。
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そうそう、もちろん次回大会があっても、
ここでの話はかるぅ~く無視しますのでよろしくね♪

ただ、チーム名は野球と同じ響野エンジェルスにしようと思ってます。
「小波蹴球団」ってクラブチームの名前じゃ絶対ないし。

それに「KFC」って略称。じつは某フライドチキンチェーンとまったく同じ。
中の人が気づいたのがつい最近なんだから驚くよまったく(汗









初年度TMリーグを戦ったメンバーは23人。

不思議な事に、3年目になると初期メンバーはほとんどいなくなってしまっていた。
これは同時期の他のクラブと比べると異常である。
しかし、元々スポーツクラブが母体のチームということから来ているのは確かである。


しかし、プレイヤーとしてはやめたものの、現在もクラブ・サッカーとの関わりが強いのもこのクラブの特徴と言えよう。

ここではそんな初期メンバーの現状を報告しよう。
主なメンバーは32歳になっている。

GK
○橘恵美は萌葱野市で合気道の道場を開設しており、高校の同級生と結婚した今でも師範として活躍している。
なお、響野エンジェルスの合気道部門を新設しましょうと訴えているみたいだが、それは毎回却下されているらしい。

○野咲すみれは外国の有名なサーカス団に入団して、世界中を周り、得意に空中ブランコを披露していた。
そのサーカス団の団員と結婚・引退・出産後は自分の技を引き継がせるべく若い団員達の指導に熱中しているとのこと。
話によると、公演先でオフの日はサッカースタジアムに足を運ぶことが多いらしい。

○虹野沙希はクラブの裏方に回り、事務員として活躍していたが、高校の同級生と結婚。
今は3児の母親として専業主婦として生活している。
なお、たまにパートとしてクラブの事務を手伝ってくれている。
彼女は自慢の料理の腕を生かして、クラブの食堂に再就職したいらしい。


DF
○一文字茜は専門学校で料理を勉強するためにすぐに引退。
卒業後は地元でクラブハウス近くの料理屋を譲り受けて開店。
優しい味が評判で、クラブの選手達も頻繁に通っている人も多い。
なお、そんなひいき客の一人でもあるクラブの選手と仲良くなり結婚している。

○紐緒結奈はどこで何をしているのはまったく不明。
しかし、メールアドレスだけはわかっており、いつでも連絡がつくようになっている。
意外と義理堅く、クラブハウスのセキュリティシステムは今でも彼女設計のシステムを無償で提供してもらっている。
今のシステムの名前は「監視くんアマゾン」だそうだ。

○鞠川奈津江は程なく新設されたバスケ部門に移籍。
元々バスケ選手だったこともあり、チームの中心として活躍。
3年ほどプレーし、チームの基盤を気づいたときに幼馴染みと『ようやく』結婚。
今はバスケ部門の小学生チームのコーチをしている。

○相沢ちとせは、遠征で様々なスイーツに巡り会ったことに影響したのか、地元の雑誌社で日本中のスイーツの食べ歩き記事を書いている。
その軽妙なルポは評判になっており、本も何冊か出版している。
ちなみに、スタジアムで売られているアイスは彼女がプロデュースしたもの。
未だ独身だが、彼氏はいるらしい。

○水無月琴子は「運動は私に会わないわ」と言ってあっさり引退。
大学に普通に進学し、卒業と同時に高校で知り合った彼と結婚。
いまはのんびりと専業主婦として2人の子供を育てている。
たまに、クラブハウスに顔を出し、親友にちょっかいを出しているとか。

○サブキャプテンだった九段下舞佳は、定職に就かず相変わらずのバイト生活。
いつの間にか、同じバイト生活の彼と入籍をしており、今は念願の世界バイトの旅をしているところだ。
子供はいないが、戻ってきたら「そろそろ年だからねぇ」という理由で子作りに励むとか。

○藤沢夏海はプロレスに興味を持ち、大学卒業後プロレス雑誌で記者として活躍している。
響野エンジェルスへは「SSSみたいにプロレス部門を!」としきりに訴えているが、賛同者はだれもいない。
仕事に熱中しており、まだ独身、ただ本人は気にしていない様子。


MF
○八重花桜梨は「バレー部門を作りたい」との夢を持ち始め、体育大学でバレーの指導を学ぶ。
しばらくVリーグでも選手として活躍していたが、最盛期に突然引退。
念願の地元クラブのバレー部門設立に伴い、監督として就任。
大学で知り合った彼と結婚しても監督としていまも活躍している。
子供はいない。「やるべきことをやりきってから作るから…」とのこと。

○赤井ほむらは何年かチームで活躍していたが、体力の限界を感じて引退。
それ以後はサッカーからさっぱり足を洗い、実家の赤井果樹園をついで家業に励んでいる。
クラブへはその年とれた果物を大量に提供している。
その性格から結婚できるのか不安がられたが、クラブの感謝祭で知り合った男性と最近電撃結婚。
いまは「たくさん子供作りたいな♪」とのことで励んで?いるらしい。

○渡井かずみは九段下舞佳を師と仰ぎ、バイトの鬼としての活動を再開した。
それでもサッカースタジアムでの売り子とか、サッカーに関わるバイトが多くなったとのこと。
バイト先で知り合った男性と早々に結婚し、子供も1人いるが、バイトはやめられないらしい。
「いやぁ~、体が覚えちゃってねぇ~」とのこと。

○パトリシアマクグラスは日本の大学に進学後、アメリカに一時帰国したものの、しばらくして煌市に戻ってきて、地元の英会話学校の講師を務めている。
クラブとはアメリカに移籍したい選手のための講師役としての依頼も多い。
その英会話学校の講師と結婚。
今では日本国籍の取得も考えているとかいないとか。

○キャプテンだった麻生華澄は響野高校の教師として長く活躍している。
また彼女の主導により響野高校に女子サッカー部が新設され、新設時から監督として手腕を発揮している。
この女子サッカー部からクラブへ移籍する人も多い。
今ではクラブの選手の2割はこのサッカー部の出身である。
ちなみに、高校時代につきあっていた男性とよりを戻し結婚。今では1児の母でもある。


FW
○神条芹華も今どこで何をしているのか不明。
彼女と連絡を頻繁にしている橘恵美の話だと、高校のときからつきあっている彼と「旅人」をしているらしい。
何か裏がありそうだが、それに関しては事情を知っているはずの橘は無言を貫いている。
ただ、橘からは「いい加減戻って子供を作りなさい」と常々言っているとのこと。

○高見詩織は何年かプレーしていた。
その発言・行動からリーグでも有名な選手の一人として知名度は抜群だったが、5年目に念願の妊娠が発覚すると即座に引退。
以後、出産後も復帰することもなく、専業主婦として暮らしている。
この行動には誰もが驚き、復帰を依頼する声も小さくなかった。
しかし彼女は「これからは公人とこの子のためにだけ生きる!」と言って、表舞台に立つことは絶対にしなかった。
彼女をよく知る人達は「彼女なら納得の行動だ」という声も大きい。
なお、今は彼女が作成した摩訶奇天烈な文言の横断幕と、彼女のめちゃくちゃな野次はスタジアムの名物と化している。

○伊集院レイは前述の通り現在のオーナー。
プレー自体は「早くクラブに恩返しがしたい」とのことで早々に引退。
いくつもの会社を経営するなど、経営手腕を磨いていた。
その後の活躍は前述の通り。
ちなみに、彼女には決められたフィアンセがおり、引退した時点ですでに入籍していた事が判明、世間を驚かせた。
親に決められた相手ということもあり、早々の破局もささやかれたが、そんなことは全くなく、それどころか社交界では早くもおしどり夫婦との呼び声も高い。

○和泉穂多琉は体力の限界もあり、早々にクラブから去っている。
その後は大学の法学部に進学し、今は地元萌葱野市の市議会議員の秘書をしている夫のサポートを行っている。
彼が立候補したときは秘書としてサポートする予定。
仕事が忙しいこともあり、子供は作りたいがなかなかできないご様子。

○早乙女優美は選手として活躍していたが、怪我等もあり引退。
その後は、バスケ部門でコーチをしていた。
今なお、トップチームのコーチとして活躍している。
彼氏はいるようだが未だ独身。
本人はまだその時期じゃないと思っているが、兄夫婦は相当心配のご様子。

○和泉恭子は警察学校に入るがあまりの厳しさに途中で退学。
それでも「正義のために働く」夢は捨てきれず、伊集院グループの警備会社に就職。
女性ながら持ち前のガッツでめきめき頭角を現し、今ではクラブの試合の警備のリーダー等をまかされている。
こういう世界にいることから、結構もてるらしいが、「結婚するにはまだ早い」ということでまだ結婚していない。


その他
○メンタルアドバイザーの高見公人は予定通り?高見詩織と入籍。
大学で経営学を学ぶと伊集院グループに就職。
経営畑でめきめきと頭角を現す。
そして伊集院レイのクラブオーナー就任時に彼女に請われて、クラブの経理部長に就任。
以後はクラブの健全経営を支えている。
子供は女の子が一人、この子が母親に似ていてかわいいのだが、性格も似ているらしくそこが悩みの種だとか。


○諜報部の朝日奈夕子と早乙女好雄は2年目の早々に結婚。
実は高見詩織が自分達の婚姻届を提出する際に、二人の婚姻届を作って勝手に提出してしまったという事件が起こっている。
「どうせするんでしょ!」という高見の一言に二人は何も反論できなかったとの話。
しかし、それでも「まあ、いい機会だから」という理由で、2人は同棲を開始した。
しばらくはクラブのスコアラーとして部門問わない諜報活動で活躍していたが、地元に雑誌社が創業されると2人一緒に入社。
2人とも天性の文才を遺憾なく発揮し、人気のライター夫婦として地元で有名になる。
たまに、クラブの宣伝活動にも協力しており、クラブの発行物には2人が考えたキャッチコピーがいくつも踊っている。
子供は2人いる。両親に似て遊び好きで困っているらしい。

○事務員の牧原友紀子はつきあっていた彼と早々に結婚してクラブから去っている。
子供好きらしく現在は子供は3人もいる。
今は専業主婦とのことだが、知り合いから譲り受けた駄菓子屋を経営しており、クラブのホーム試合ではたまに出店して子供達を喜ばしている。

○事務員の十一夜恵は親友の鞠川のバスケ部移籍と同時にバスケ部門のマネージャーとして活躍。
鞠川と同時期に彼女も結婚、ちなみに鞠川とは家が隣同士だそうだ。
いまでも親友鞠川とともにバスケ部門の小学生チームを支えている。




そして……まだ書かれていない人が3人いる。


主人光と清川望、そして監督の主人公二。


3人の物語はあまりに長すぎる。
ここで一旦切って、またじっくり話そうと思う。

-つづく-
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