2007/04/23 (Mon) 【神条】 バカ集団の宴会はかなりアブナイ内容なわけで（汗

神条だ。

しっかし、今日の練習はきつかった……

みんな温泉のありがたみがよくわかったみたい。

レイさんがいい温泉宿を用意してくれたおかげで昼間の疲れが一気に落ちた感じがする。
これなら明日からもまたがんばれそうだ。



そういうわけで、夜は宴会。

昼間はきつい代わりに夜は完全自由行動。
でも、夜は毎回宴会ということになっているらしい（汗
まあ、食べるところが宴会場なんで、自然とそうなっちゃうんだよな（汗










そういうわけで、みんなで大騒ぎの宴会。
明日もきつい練習なのでアルコールはさすがにでなかったが、それでもみんなハイテンション。

あれ？ノンアルコールビールが混じってるじゃないか！
どうりで（汗
まあいいか（苦笑）


それに、女の子がたくさんいるからな。
なんせ選手２３人に加えて、コーチやら事務員の子（毎日営業会議だってさ）もいるから、もう女の園。

監督や高見がちょっと気まずそうだ。
まあ、でも２人の隣には光と望と詩織がべったりだからまったく問題ないけどな。







で、宴会が盛り上がってきたところで、藤堂がとつぜん宴会場の中央のところへ。
なんだ？演歌でも歌うのか？

「そんなわけないだろ。まあ宴会だからちょっとデモンストレーションみたいなのをご披露するよ。だれか手伝えるやつはいないか？」

そういう藤堂の言葉にみんなの視線を一気に集めるのがゆっこ（苦笑）
……どうして、あいつはそういう役目ばっかりなんだろうな（笑）

渋々中央に行くゆっこ。



そうしたら、藤堂さんの手にはいつの間にか本物の日本刀が（汗

ステージに上がったゆっこの口に割り箸をくわえさせる。

そして藤堂さんが目隠しをしながら一言。



「牧原の加えた割り箸を目かくしで４等分してみせるよ」



えっ？
目隠しで？
真剣で？

一気に完成がわき上がる宴会場。顔が真っ青になるゆっこ。


「あ、あの……失敗したら……」

「そんなこと、うじうじ考えるな！女だろ！失敗したらそれはそれだ」


しゃ、しゃれになってないけど（汗


「動くなよ……動いたら首が飛ぶよ」


その言葉に直立不動で動かなくなるゆっこ。
割り箸を加えた姿がなんとも（笑）

そして、真剣を持ち、じっと構える藤堂。
一瞬にして沈黙が走る宴会場。


「でやぁ！」


スパッ！


「とりゃぁ！」


パシッ！


「おりゃあ！」


スパッ！


藤堂の真剣が上から下から割り箸にまっすぐに斬りかかる。
そして、ゆっこの加えた割り箸が綺麗に４等分されている。


「「「「おおおおおぅ～～～～！！！」」」」


大歓声の宴会場。
いやぁ、すげぇなぁ。
真剣でのパフォーマンスなんて滅多にみられないからな。

気絶しそうになっているゆっこには申し訳ないけど楽しかったな（笑）






それで、しばらくしていきなり宴会場全体がピンクのライトで照らされる。

な、なんだ。この妖しい雰囲気は（汗
と、思ったら。今度は妖しくムーディーな音楽が流れ出す（汗

なんかやばくないか？
と思ったら、学校の制服姿の詩織とレイさんが中央に登場。


まさか！


そのまさかでした（汗
妖しい音楽に合わせて、色っぽく踊りながら、ゆっくりと服を脱ぎ始める２人。
ええ……そういうショーです（汗


他の女の子は、ハイテンションなのかやけくそなのか「いいぞぉ！」「もっとやれ！」「よっ、大統領！」とか、中年親父がいいそうな台詞ではやし立てる。
っていうか、麻生コーチ！九段下コーチ！一番積極的じゃないか？
普通止めないか？


そうしているうちに、詩織もレイさんも制服を脱ぎ、下着も脱ぎ、なにもない姿をさらけ出してしまう。
女子の前ならまだしも、高見や監督の前でだぞ？
しかも、わざわざ２人の前に行き、絡み合うように踊るサービスまで（汗



２人ともどんな表情かな？と思ってみたら。
案の定監督は戸惑ってるみたい。
一方の高見は笑いながら「まあ見てやれ」と言いたげに、監督にじっくり見るようにせかしているみたい。
開き直ってるのかな？





とまあ、詩織とレイさんの淫らなショーで宴会は大盛り上がりで終わった。

でも、あたしはなんか疑問が残ってる。
なんで、あの２人はあんなことをしたんだろう？


あれだけの変態にもかかわらず、金を積まれても人前では絶対に脱がない詩織が脱いだのがまず意外。
まあ、高見が言えばやるんだろうけど、どうもそんな雰囲気ではなさそうだ。

それにレイさんも婚約者がいながら、そうではない高見と監督にすべてを見せてしまった。レイさんも結構常識人なんだろうけど……



もしかして、２人からのメッセージがあるのかな？
そんな気がする。

あした、レイさんに聞いてみようと思う。
やってることは破廉恥きわまりないけど、真意はとっても重要な気がする。
【神条　芹華】