2007/04/27 (Fri) 【虹野】 花桜梨さんの凄すぎるショー

虹野です。

ようやく合宿もおしまい。
いろいろあったけど、大変だったけど楽しい合宿だった。

昼はどっぷりとサッカーに漬かって、
夜はどっぷりと淫らになって……あれ？違う？

まあ、いいじゃない♪



で、明日は試合に備えていっさいの練習はなし。
温泉につかったり、お土産を買ったり、１日中休む日になっている。

というわけで、当然のように宴会で用意される酒



いっとくけど、私たち、コーチを除けばみんな未成年なんだけど……
まあいいか♪
えっ？ダメ？









お酒が入っているから、タダでさえハイテンションの宴会がもっとハイテンション。

さすがに悪酔いする人はいない。

そうだよね。せっかくの芸が待っているのに酔って覚えてない、っていうのは嫌だからね。



そういう期待を一身に集めた花桜梨さんが登場。

手に持ってるのは……け、拳銃？


「これ本物……レイさんのＳＰから借りた……」


そ、それ使ってどうするの？
あれ、もう片方に持っているのは……えっ？まさか銃弾？


「これも本物……じゃあ、何発でもいいから適当に詰めて」


って、それを詩織さんに渡しちゃった。
詩織さんも不思議そうな顔をして、何発か適当に回すところに詰め込んで返したけど……何するんだろう？
あっ、回すところ、レボルバーだっけ？何回も何回も回してるみたい……


えっ？銃口をこめかみにあてて何するんですか！



「ひとりロシアンルーレット」



ええええっ！そ、それしゃれになってないよ！
失敗したらどうするんですか！


「どうするって？美樹原さんが喜ぶだけだから」


そうじゃなくて確実に死んじゃいますよ！



「黙ってて！今から集中するから！」



そういうと花桜梨さんは銃口をこめかみに当てたまま精神集中。
あまりに予想外のできごとに、みんな思わず黙ってしまう。
張りつめた緊張感。



「……いきます……」



バンッ！


カシャ！


バンッ！


カシャ！


バンッ！


バンッ！



か、花桜梨さん……生きてる……

弾がないところではこめかみに打ち付け、
弾が入っているところでは、まっすぐに銃を構えてぶっ放してる……

しかも６発を連続でやっちゃった……

すごい……


……あれ？弾は？


「的に当たってるわよ」


えっ？前？
ああ、あれ？
花桜梨さんの前にはいつの間にか撃った弾を当てるための的。
あの、よくある、白黒の帯の丸いやつ。

とは言っても、宴会場の端にあるから、２０ｍぐらいかなぁ。


あれ？……



全部ど真ん中に命中してる！


あんな、状況で正確に４発も……




もう、その後はいうまでもありません。
もう叫び声とも歓声とも訳のわからない声が宴会場に響き渡っています。

あまりに極限状態から開放されたため、とんでもない状況になってます。


そこから？

そこからは別の人が書くから！
【虹野　沙希】